「何で切っているんですか?どんな道具を使っているんですか?」
イベント出展や展示会で、こんな質問をよくいただきます。今回は、私が切り絵の際に使っている道具たちを、ご紹介します。
これから切り絵に取り組もうとしている人たちの参考になったら嬉しいです!
使っている道具
- デザインナイフ
- カッターマット
- 紙
- 和紙
デザインナイフ
私は「デザインナイフ」というカッターで。切り絵を作っています。
NTのD-400Pというカッターを愛用しています。刃の角度が種類があるんですが、30°を選んでいて細かい部分や曲線を切るときにとても扱いやすす。
試しに45°の刃も使ってみたことがありますが、私の作風だと曲線が切りづらかったりして合わなかったです、、、
カッターマット
カッターマットも色々な種類があるんですが、作成する切り絵の色合いによってカッターマットを使い分けています。(サイズはA3使ってます。)
白っぽいカッターマット:黒をメインにした作品のとき
濃い色のカッターマット:白や明るい色の作品のとき
カッターマットの色を作品色と違う色にすると、切り抜いた部分が一目でわかりやすいです。
使い続けると切り跡が目立ってくるので、そうなったら新しいものに交換しています。
紙
作る作品のデザインやテーマなどによって色々な紙を使ってますが、よく使うのはこちらです。
- 折り紙
- タント紙
- マーメイド
- 和紙
- 色上質(薄口)
折り紙
折り紙を折って、切って開く切り絵のときに使います。雪の結晶のような作品を作った経験がある方もいるのでは?バリエーション豊富で新しい色合いの折り紙を見つけると、つい買ってしまいます。

タント紙
厚みがあり、丈夫な質感が特徴です。立体の切り絵を作るときはこの紙をよく使ってます。
下の作品のように黒い部分をタント紙、色のついた部分を和紙で作ることも多いです。

マーメイド
タント紙よりも更に厚めで、上品な質感のある紙です。切り絵のアクセサリーを作成するときはかなり丈夫な紙でないと崩れてしまうので、大抵この紙を使ってます。
切り絵のアクセサリーを作るときも和紙で色付けしていることが多いですね。色んな風合いが出せるので。

和紙
切り絵に色を付けるときに使っています。和紙は膨大に種類があって、同じ和紙でも色味や質感が全く同じではなかったりするので、これも見つけるたびに新しい紙を買っちゃいます。

和紙を買うときによく行くのは世界堂さんとか伊東屋さんとかですね。ふらふらするだけでも色んなものがあって楽しいです。
世界堂さん
https://www.sekaido.co.jp
どうしても欲しい色がないときは白い和紙に絵の具などで色をつけて自作してます。
色上質(薄口)
細かい切り絵を作るときに使ってます。折り紙ぐらい薄いですが、紙がしっかりしているのでちぎれにくくて良いです。
紹介した道具は、私が作品創りながらたどり着いた相棒たちです。あなたの創作のヒントになれば嬉しいです。